「下町ハイボール」に合うおつまみ

どんなおつまみにもマッチングする「下町ハイボール」

朝から一生懸命働き、仕事帰りに乾いた喉を潤すために酒場へ寄って、酒場自慢のモツの煮込みと「下町ハイボール」で一日の疲れを癒す・・・「下町ハイボール」のイメージといえば、そんな光景が思い浮かぶ方が多いのではないかと思います。

しかしながら、この「下町ハイボール」は、和・洋・中問わず、どんなおつまみにもマッチングする万能選手なのです。

もともと「下町ハイボール」は、ビールと同じような感覚で楽しんでもらうことを目的に開発されたドリンクなので、色々なおつまみに合うのは当然といえます。

ここでは「下町ハイボール」を自宅で楽しむ際に、これだけは外せないというものから変わり種まで、手軽に楽しむことができるオススメのおつまみを紹介したいと思います。

オススメのおつまみ「ベスト5」

モツ(ホルモン)

「下町ハイボール」のおつまみとして、どうしても外すことができないのが「モツ(ホルモン)」系のおつまみです。

モツ系のおつまみといえば、ガヤガヤしたお店で食べるモツ焼きや煮込みの印象が強いのですが、自宅で気軽に作って食べるモツ系メニューもなかなか捨てがたい魅力があります。

私が自宅で「モツ(ホルモン)」をつまみにする際に、定番にしている楽しみ方が2つあります。

1つ目は、スーパーの精肉コーナーで売っている「味付けホルモン」と、単品の「レバー(肝)」「ハツ(心臓)」を買ってきて、一緒にフライパンでサッと焼いて食べることです。

この楽しみ方のポイントは「味付けホルモン」だけだと物足りない量なので、レバーとハツを足すことで肉の量を増やして、ガツガツとお腹一杯食べること。そしてレバーとハツを足して味が薄くなった分、きちんと塩コショウやニンニクを加えて味を整えることです。

少し濃い目の味付けにして食べ始めると、「下町ハイボール」がススム、ススム・・・。(笑)

味付けホルモンのタレをベースにしてもおいしいのですが、レバーとハツだけを小さく切って、ネギとニンニクとごま油、そして塩コショウで揉みこんで焼くのもオススメです。

2つ目は、仕事で夜遅く帰ってきてクタクタの日には、ナガラ食品という会社が作っている、アルミ鍋に入れられた冷凍の「ホルモン鍋」を買ってくることです。

私の家の近くだとローソンで売っているのですが、これが「下町ハイボール」のために作られたのではないかというくらいメチャメチャ味の相性が良い・・・と思って製造元を見たら、このナガラ食品って「下町ハイボール」のお膝元、足立区で作られているんですね。相性が良いのも納得です。(笑)

ちなみに、この「ホルモン鍋」には私流の食べ方があります。まずホルモン鍋を火にかけて、煮えだしたら2.3個肉をつまんで卵を投入。半熟くらいに固まったら、火から下ろしておつまみとして楽しみます。

そして、3分の2くらい食べたら再び火にかけ、白いご飯を投入。その後、さらにもう一個卵を追加して、最後は雑炊にしていただく・・・といった食べ方です。これだけで心もお腹も大満足になるので、ぜひ「ホルモン鍋」を見かけたらお試しください。

各種フライ(コロッケ、ハムカツ、メンチカツ、カキフライ)

お惣菜屋さんで買ってきたコロッケやハムカツも、「下町ハイボール」との相性はバッチリです。

揚げたてのコロッケにソースをたっぷりつけ、熱々を頬張りながら「下町ハイボール」を流し込む・・・ホント、想像するだけでヨダレが・・・。(笑)

このおつまみの楽しみ方のポイントは、いかに美味しいお惣菜屋さんを近所に見つけることができるのか・・・それに尽きると思います。スーパーマーケットの中に入っているお惣菜屋さんも、こだわってみるとお店によってずいぶん味が違います。

近所で探してみると、揚げたてのフライを売っている昔ながらのお惣菜屋さんやお肉屋さんが見つかるかもしれません。ぜひぜひ、美味しい「下町ハイボール」を楽しむために、美味しい揚げ物を売っているお惣菜屋さんを探していただきたいと思います。

私の自宅の近くには行きつけのお肉屋さんがありまして、そこでは各種フライを注文してから揚げてくれます。また、何時くらいに取りに行くからと伝えておけば予約もすることができて、大変重宝しています。

そのお店のメンチカツは安いのに大振りで、お箸で割ると肉汁がしたたりおちるようなジューシーさの絶品です。そのメンチカツと「下町ハイボール」・・・。これも私の定番です。

お刺身

「下町ハイボール」には、マグロの刺身や酢締めの小肌といったお刺身もよく合います。

ちょっと高級なお店で、ワサビをのっけてちょいと醤油をつけて・・・といった上品な食べ方ではなく、ワサビも醤油もたっぷりつけて、少し下品にパクパク食べる方が「下町ハイボール」には似合っています。

お刺身も販売しているお店によって、鮮度や値段がずいぶん違いますし、酢締めの魚とかはお店によって味付けも違います。その点では、各種フライの楽しみ方と同じで、いかに自分に合ったお店を見つけることができるかがポイントだと思います。

私の自宅の近所のスーパーでは、マグロの切り出しが比較的安価に売っていますし、小肌やしめ鯖についても、私好みの「喉がキュッ」と鳴るような強めの締め具合のものが売られています。そのスーパーは季節物の鮮魚類も充実していて、私の好きな白子や生牡蠣もよく売られているので、仕事帰りにそのスーパーに立ち寄るのが楽しみだったりします。

ちなみに、お刺身に関しては、個人的には淡白な魚よりもしっかりとした味の魚の方が「下町ハイボール」とのマッチングは良いように感じます。

白いごはん

驚くことに「下町ハイボール」と色々なおつまみのマッチングを試した中で、抜群の相性をみせたのが白いごはんでした。

といっても、ただの白いごはんではなく「卵かけごはん」や「トロロごはん」、そして「梅干しをのせたごはん」といった「ごはんの友+白いごはん」との相性が良く、「下町ハイボール」は食中酒としても高いパフォーマンスを発揮することが判明しました。

意外な美味しさを見せるのが「下町ハイボール」と「梅干し」とのマッチングで、最近の甘い梅干しではなく、昔ながらの塩辛い梅干しと「下町ハイボール」は目が覚めるようなうまさ(酸っぱさ?)です。

自宅でホカホカの白いごはんの上に、生卵やトロロをかけて、醤油を垂らして、大きな口で掻き込みながら「下町ハイボール」をグビッと空ける・・・案外オツなものです。

缶詰、お菓子、乾物

気軽に「下町ハイボール」を楽しみたいときは、コンビニで手に入るおつまみを買ってきて楽しむのもオススメです。

「下町ハイボール」とするめなどの乾物の相性はいいですし、コンビニで手に入る商品の中では「サバの味噌煮」の缶詰や「チップスター」との抜群の相性だと私は感じています。

「サバの味噌煮」の缶詰に関しては「サバの水煮」の缶詰と、どちらがよいのか迷うかもしれませんが、私は濃く甘辛い味付けという点で「サバの味噌煮」に軍配を上げたいと思います。「サバの味噌煮」を一切れ残し、熱々のご飯に生卵をのせて、その一切れと缶に残った味噌をかけて食べる瞬間は、まさに至福のひと時です。

「チップスター」に関しては、袋に入ったタイプのポテトチップスではなく「チップスター」や「プリングルス」といった筒状の入れ物に入ったクリスプタイプのポテトチップスを選ぶことが重要です。

私は「下町ハイボール」と「チップスター」で飲む時は、あまりの相性の良さに食べ過ぎてしまうのを防ぐため「下町ハイボール3杯、チップスター1筒」と自ら制限をかけています。体重の増加が気になる人にとっては、禁断の組み合わせなのでご注意ください。

その他、厚揚げやかまぼこ、餃子、フライドチキンなどオススメのおつまみは色々ありますが、基本的にはどんなおつまみでも相性が良いのが「下町ハイボール」の魅力です。ぜひ、ご自分にとって「定番」となるようなおつまみを探してみてください。





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